紅い少女と紅い花

紅い少女は、そこに立つ。
紅い花と一緒にそこに立つ。花はいつしか枯れていく。永遠なんてこの世界にないということを証明してくれる。
紅い少女と紅い花。
いつかは、散っていく運命であっても、そこから新たな輝きを。
いつしか、枯れる運命であっても、精一杯に輝き続ける。いつかは散る運命であっても・・・・
紅い少女は問いかける。紅い花に問いかける。全ては紅い世界の始まり。全ては紅い世界の終わり。いつかは滅びる運命であっても、永遠の紅い光となる。

おやすみぃ