一言が終わりを告げることにつながる


 先日言葉の大切さ、そして相手を気づける凶器だと改めて実感しました。

 いつまでもその楽しい日々は続くと思っていたのにいきなり崩れ始める。一言の言葉のせいで人生を大きく変えるかもしれない、あるいは落胆し心を閉ざし続けるかもしれない。

 些細な簡単なことを私は甘く見て、あいまいなことをしてしまって、全てが崩れる寸前まで来た。自分ではなんとも考えていなくて「この程度の返事でいいんじゃないかな」程度しか思っていなかった。でも、その「この程度の返事」は相手を深く傷つけ、そして傷つけた後に大きな過ちを知る。言葉は感情、自分の思っていることを表現できる人間の技能であるけれど、それは同時に相手を傷つける道具でもある。私は大きな過ちをするまでそのことに気づかなかった。でも気づいてからでは遅い。相手は「自分はこの程度にしか考えられていないんだ」「私は別にいてもいなくても同じような存在なんだ」と思う。所詮その程度だったんだとわかり相手は心を閉じてしまう。私はその寸前まで、いや、私が相手の心を閉ざさせてしまったんだ。そう思うと「何でこんなにも慕っているのに、何で私はこんなことをしてしまったんだろう。あいまいな言葉で済ませて、相手を考えないで、何をやっているんだろう」そう気づかされる。気づいてからではもう遅い。でもやらないとそのことがわからない。

 今後はもっと言葉を考えて使いたい。相手のことを考えて使いたい。あいまいな言葉は返って相手を突き落とす。
 さようなら、今までの私。ありがとう失敗した私。でも最後は仲直り。ありがとう、貴方。